春から初夏へと季節が移るこの時期。靴を履こうとした瞬間、ムワッとしたニオイやカビ臭さを感じたことはありませんか?
毎日使うのに、意外と見落としがちな靴や下駄箱の汚れ。知らず知らずのうちにたまった湿気や汚れは、早めの対策と予防が大切です。
今からしっかりとお掃除しておきましょう!
靴のニオイやカビの主な原因は、足の汗や皮脂、ホコリなどによって発生する雑菌の繁殖です。
足は1日でコップ1杯分ほどの汗をかくと言われており、靴の中は蒸れやすく高温多湿な環境になりがちです。その状態が続くと、ニオイの元となる雑菌が増え、さらに放っておくとカビの原因にもなります。
特に、通気性の悪い靴を長時間履いたり、濡れたまま靴を靴箱にしまうといった習慣があると、靴の中の湿気が抜けにくく、カビの発生リスクが高まるため注意が必要です。
また、毎日同じ靴を履き続けることも、靴が乾燥する間がなく、湿気がたまりっぱなしに。靴の中が常に湿った状態になることで、雑菌やカビが活性化してしまいます。
ニオイやカビの原因となる湿気や汚れを溜め込まない工夫をすることが、靴を長持ちさせることにも繋がります。
まずは靴の外側の土埃や泥などの汚れをブラシや布で落とします。取り外せる中敷きの場合は、乾かすか、可能なら洗うようにしましょう。
運動靴やスニーカーの場合、水で洗える素材なら靴の中までしっかり洗剤が浸透する「つけ置き洗い」がおすすめです。ズックタイムを使ってつけ置くと、ゴシゴシ洗わなくてもキレイに汚れが落とせますよ♪
洗い終わったら、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
革靴は専用クリーナーと保湿クリームでお手入れを。乾燥防止とツヤ出しにも効果があります。レザークリーナーを使用すれば、さっと拭くだけで「汚れ落とし」「ツヤ出し」「保護」「保湿」「防カビ」の5つの効果があり、革製品のお手入れにおすすめです!
新聞紙を詰めると乾きやすく、型崩れ防止にも。しっかり乾かすことが一番のニオイ対策になります。
まず、靴をすべて取り出して、ホコリや砂利などの汚れをほうきや掃除機で取り除きます。その後、固く絞った雑巾で棚板を水拭きしましょう。
カビが気になる部分には、アルコールスプレーなどでしっかりと除菌を。カビトルデスEXなら、スプレーするだけでカビを強力除去!さらに防カビ効果も約1ヶ月続きますよ。
掃除が終わったら、扉を開けてしっかり乾燥させてから、靴を戻します。濡れた靴はすぐに入れずに、よく乾かしてから収納するようにしましょう。
定期的に扉を開けて換気をすることに加え、靴箱の中に新聞紙を敷いたり、除湿剤を置いたりすることで、ニオイやカビの予防になります。
靴や靴箱は、毎日使うのに意外とお手入れを後回しにしがちな場所。でも、少し意識して掃除や湿気対策をするだけで、ニオイやカビを防ぐことができます。
特にこれから迎える梅雨や夏の季節は、湿気やムレが気になりやすい時期。今のうちにしっかりとリセットしておけば、気持ちよく初夏を迎えられますよ。
靴が清潔だと外に出かけるときも気分が上がるし、靴箱が整っていると急な来客があっても玄関全体の印象がスッキリしていいですよね。
ぜひこの機会に、靴と靴箱を見直してみてはいかがでしょうか?