家事コラム洗濯
vol.152( 2026年02月10日 公開)

クリーニングに出す前に。冬服の簡単セルフケア

寒さが一層厳しくなり、洗濯物の汚れが落ちない、乾きにくいなど、お困りの方も多いのでは?
さらに冬服は、ニットやコート、ダウンなどデリケートなものばかり。だからといって、毎回クリーニングに持って行くわけにはいかないし…。
そんな悩みの尽きない冬のお洗濯事情。実は、いつもと同じ洗い方ではうまくいかない理由があるのです。

なぜ冬の洗濯はうまくいかない?

水が冷たい冬は、洗剤が本来の働きを発揮しにくく、汚れ落ちにも影響が出やすくなります。
特に皮脂汚れは低温で固まりやすく、いつも通り洗っているつもりでも、落としきれてないことも。そのため、ちゃんと洗っているのにスッキリしない、と感じやすくなります。

そして、乾きにくさも冬特有のお悩みですね。湿度が低いのに乾きにくいのは、気温の低さにあります。
空気が冷たいと、衣類に含まれた水分が蒸発しにくく、乾くまでに時間がかかってしまいます。乾燥に時間がかかることで、水分が衣類に長く留まり、生乾き臭の原因にも繋がります。

さらに洗い方にも注意が必要で、厚手のニットやダウンなどを標準コースで洗うと、風合いの低下や縮み、型崩れの原因になります。洗濯表示を確認し、洗濯ネットや弱水流コースを活用する、脱水を短めにするなど、衣類に負担をかけない工夫が大切です。

 

汚れをしっかり落とすよりも傷めない意識で

ここまで読んで、「冬の洗濯、厄介すぎない?」と思った皆さん。
ドライニングを使ったつけ置き洗いを取り入れてみませんか?

ドライニングは、大切な衣類を傷めず、つけ置きだけで洗える洗剤です。つけ置きするだけで、繊維の奥の汚れまでスッキリ落としながら、手肌にも優しく安心して使うことができます。

ドライニングの使い方

① 常温の水(15℃~25℃)にドライニングを入れます。
② 洗濯物を丁寧にたたみ、10分~15分つけ置きします。
③ きれいな水で20~30秒すすぎ、バスタオルなどを押し当てて水気を取ります。
  洗濯機で脱水する場合は、短時間にしましょう(10~15秒ほど)

水につけて洗うので、クリーニング店のドライ溶剤では落ちない、汗や食べこぼしなどの水溶性の汚れもきれいに落ちます。
油汚れはドライニングの洗浄成分であるヤシ油と天然オレンジオイルが落とすので、水溶性の汚れ、油汚れの両方にバランスよく効果を発揮します。
ダウンであれば、1回あたり50円以下で洗えるので経済的♪
手間や費用を考えると、自宅で簡単にケアできるのは嬉しいですよね。

 

干し方で仕上がりは大きく変わる

最後の仕上げは干し方です。
乾きにくい季節だからこそ、風を通すことが何よりも大切。洗濯物同士の間隔をしっかりあけ、できるだけ空気が動く場所に干しましょう。部屋干しの場合は、サーキュレーターやエアコンの風を当てるだけでも乾き方は大きく違います。

ダウンなどは、型崩れ防止のため、厚みのあるハンガーに形を整えて陰干しするのがおすすめです。
表面が乾いてきたら、両手で軽く挟みながら叩くようにして、中のダウンをほぐします。完全に乾いたら軽く振って空気を入れると、ふわっと仕上がりますよ。


季節に合わせて洗い方と干し方を少し変えるだけで、冬の洗濯はぐっとラクになります。
大切な冬服を翌年も気持ちよく着るために、今日からできる工夫を取り入れてみてください。

共有のお願い

このコラムは誰かの役に立ちそうと思っていただけましたら
是非共有をお願いします。運営者のモチベーションにもつながります。

関連コラム